2018年10月15日 カテゴリ: 未分類
こんにちは、うえだ歯科医院です。
この頃は一日の気温差が大きく、体調を崩される方も多いかもしれません。
しっかり栄養や睡眠を摂って元気に過ごしたいですね。
さて、今回は歯周病について少しお話したいと思います。
歯周病とは、歯を支える顎の骨が歯周病菌から出る毒素などにより溶けてしまう病気です。
歯周病は基本的に痛みもなく進行します。
重度の歯周病になると、歯がグラグラして痛くて、しっかりと噛むことが出来なくなります。
あるレベルを超えて歯周病が進行すると、治療効果が出にくくなります。
また、歯周病は全身の病気を悪化させることがわかってきています。
例えば、糖尿病、脳卒中、がん、早産など様々な病気のリスクを上げてしまいます。
歯周病が進行すると、歯肉が容易に出血するようになり、そこから歯周病菌が体内に入り込み全身に影響を及ぼすのです。
さらに、大量の歯垢が歯に付着している場合、食事のたびにとてつもない数のバイ菌を飲み込んでいることになります。
その上、飲み込んだバイ菌の内、かなりの数は生きたまま腸に届いている事がわかっています。
そのことから、歯周病を放置することにより腸内環境が悪化し、様々な病気を引き起こす可能性が考えられます。
歯周病は歯磨きだけではなかなか治りません。
定期的に歯科検診を受け、全身の健康を守りましょう!